10月は暖かったですね。
さて、今日は期間限定でご提供させて頂いております牡蠣フライについて。
当店のカキは広島県倉橋島付近の養殖で育ったカキを使用しています。
色々ヤバみ(極み)です。
倉橋島の海は広島県が認めた清浄海域のひとつ、他の島の海より透明度が高いです。
澄み切った瀬戸内海の清浄海域ですくすく育っている牡蠣を使っています。
何が一番ヤバみかって?
それは太田川。
太田川が流れる山岳地帯は落葉広葉樹林で、そこから流れ出る水にはカキの餌となるケイソウ(植物性プランクトン)がヤバみな位多く含まれているだって。
ちなみに太田川の中流域は名水百選に選定されています。
毎日ミネラルウォーターをガバガバ飲む牡蠣。贅沢ですね(笑)
出典:ミズベリング
その水がドバドバ太田川から広島湾に流れ込み、宮島(厳島)、江田島、倉橋島などの島々に囲まれた閉鎖海域の中で広島牡蠣は育ちます。
そりゃ、旨いはずですよね!
もう私は牡蠣の事、「海のミルク」じゃなくて「海の母乳」って呼んじゃってます!!
カキに一手間かけて高品質
普通、水揚げさえたカキは洗浄機で洗浄された後そのまま出荷されるのですが、とんかつ和紀で扱っている牡蠣はその前に水槽で菌を浄化します。
カキって一日に海水を200ℓ(約お風呂の浴槽分ぐらい)を体内に取り込んで濾過しています。その際、内臓に海水に含まれる菌や不純物を取り込んじゃってます。
この菌や不純物を体内に取り込んじゃうと食中毒。
ノロウイルス、ビブリオ菌、貝毒、もうカンピロバクタービロビロ状態です。
(※因みにノロウイルスに汚染された牡蠣でも85度以上1分30秒以上加熱すれば死滅しちゃっているので加熱された牡蠣は食べてもノロウイルスに感染しません。)
ですが、ですが、とんかつ和紀が使っている牡蠣は滅菌した海水を循環させている水槽で蓄養し、雑菌や不純物などを排出させることで無菌状態にしています。
この水槽に入れると大体12時間くらいで牡蠣の内蔵はキレイになります。
気になるその排出した汚水は水槽の底から流れ出るようにして、再び牡蠣が汚水を取り込まないように工夫してあるんです!
こんな手間を掛ける事によって牡蠣特有のえぐみが消えて本来の旨味が引き立つんです。
大田市場で牡蠣フライなら?
とんかつ和紀!
まだ和紀の牡蠣フライを食べてない方は是非ご賞味ください!