「とんかつを食べるのは、いつの時期が一番うまいの?」と聞かれることがあります。
いつが一番おいしいのでしょうか。
結論から言ってしまうと、当店は一年中です。
一年中、揚場に立っている私にとっては、旬とか関係なく常に美味くすることを考えているわけですが、一般的に豚の旬と言えば夏が過ぎた10月から12月と言われています。
豚も実は夏バテがあります。
もともと汗をかけず、体温調整が苦手な動物だからです。
そのため夏は食欲が落ち、肉質や脂の乗りに影響が出ることがあります。

※夏はぐったり…
ですが、当店で扱っている「麦小町豚」は夏場でも比較的安定しています。
主な生産地域は東日本中心(主に北海道・青森)。
さらに大麦を配合した飼料で育てられているのがポイントです。
麦を与えることで、
・消化が比較的良い
・腸内環境が安定しやすい
・食欲低下がやや少ない
と言われています。
暑い時期、特に夏場の豚肉は一般的に、
・脂がやや薄い
・水分量が少し増える
・香りが軽くなる
といった傾向があります。
ただし麦小町豚はもともと脂が軽いタイプのため、変化が出にくい。むしろ夏でも安定しやすいブランドと言えるんです。

和紀で扱っている”ヤバみな豚”をまとめると…
・麦入り飼料で育成(脂が軽い)
・甘みのある脂
・臭みが少ない
・柔らかい肉質
・脂が あっさりしているのに甘い
・赤身は しっとり系
・冷めても美味しい(弁当もいけちゃう)
一般的な豚肉より脂のしつこさが少ないのが最大の違いです。
そりゃそうです。セレブ育ちの豚ですから…
生まれた時から、麦・ハーブ・ビタミンEを加えた植物性主体の飼料を食べ、
良い水と空気の環境で健康に育てられています。
ここまで大切に育てられれば、豚特有の臭みは少なくなり、
旨み成分(グルタミン酸)やビタミンB1も自然と豊富になります。
だから当店のとんかつは、季節に関係なく一年中美味しいのです。