言葉を超えて伝わるのも
ずいぶん昔、友達から一枚の写真がLINEで送られてきたことがあります。
「温泉に入る猿」の写真。
その友達から、凄いだろー的な感じで送られてきた、たった一枚の写真。

なぜだかわからない感情が込み上げてきました。
・カワイイからなのか。
・面白いからなのか。
・それとも、その時、何かと重なったのか。
今でもうまく説明することはできません。
前世、サルだったのかもw
でも、そのときに感じたことは今でも覚えています。
写真には、言葉では説明できない何かを伝える力がある。
一枚の写真を見ただけなのに、その場の空気や温度、その瞬間に流れていた時間まで感じられるようなことがあります。
文章なら何百文字、何千文字も必要になることを、たった一枚の写真が一瞬で心に届けてしまう。
写真って、本当に不思議シャスね~!
ついに行ってきました!岡田裕介写真展
そんなことを改めて感じたのが、今回訪れた写真展です。
店長の心の巨匠、岡田裕介さんの写真展。

今回のテーマは、
「AYNI|コノホシノアイニツイテ」
アンデスの大地に生きるアルパカやリャマ。
そこに暮らす人々。
そして、どこまでも広がる雄大な自然。
岡田さんは3回も南米を訪れ、ペルーやボリビアの高地で、この土地に生きる動物たちを撮影してきたそう。

写真を見ていると、まず感じるのは、その圧倒的な地球、大地の存在です。
人間がいて、動物がいて、山がある。
すべてが同じ場所に存在し、それぞれが自然の中で生きている。
写真の中には、もちろん音はありません。
風の音も聞こえない。
動物の鳴き声も聞こえない。
そこにいる人の声も聞こえない。
それなのに、なぜか感じるものがあります。
高地の澄んだ空気。
動物たちの息づかい。
太陽の光。
そして、どこまでも続く大地の広さ。

実際にその場所へ行ったことがなくても、「そこにいるような感覚」になる瞬間がある。
これこそが写真の力なのかもしれません。
一枚の写真の前に立っているだけなのに、自分の心がいつの間にかその場所へ連れていかれる。
岡田さんの作品には、そんな力があると感じました。

あの「温泉に入る猿」の写真を思い出した
写真展を見ながら、またふと昔のことを思い出しました。
友達から送られてきた、あの「温泉に入る猿」の写真です。
なぜ、あの写真を見て心が動いたのか。
今でも正確にはわかりません。
でも、今回の岡田裕介さんの写真展を見て、少しだけわかったような気がしました。
写真には、言葉にする前に、心に届くものがある。
理屈では説明できない。
「感動しました」と言ってしまえば簡単だけど、それだけでは足りない。
うれしい、悲しい、楽しい、寂しい。
そんな一つの言葉にも分類できない感情。
写真は、ときどきそんな感情を呼び起こしてくれるのだと思います。

素晴らしい写真展でした!!
岡田裕介オフィシャルサイト → Photographer Yusuke Okada
岡田裕介インスタグラム → @yusukeeokada
岡田裕介 X → @yusukeeokada